米ミシガン州で複数の竜巻、南部1都市に緊急事態宣言

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竜巻によって破壊された建物の外で抱き合う祖母と孫娘=米オクラホマ州バーンズドール/Mike Simons/Tulsa World/AP

竜巻によって破壊された建物の外で抱き合う祖母と孫娘=米オクラホマ州バーンズドール/Mike Simons/Tulsa World/AP

(CNN) 米ミシガン州で7日夜、複数の竜巻が発生した。南部ユニオンシティでは午後6時過ぎに竜巻による緊急事態宣言が発令された。米国立気象局によると、ユニオンシティ上空では「巨大で破壊的な竜巻」が時速72キロで北東に移動していた。

国立気象局は、ミシガン州南部に竜巻と激しい雷雨に対する警報を発令した。カラマズーとジャクソンの間で激しい暴風が続いており、竜巻と大粒のひょうに特に注意が必要だと呼び掛けた。

オハイオ州西部からインディアナ州東部にかけても、複数の竜巻警報が発令されている。

オーセージ郡保安官によると、オクラホマ州オーセージ郡とワシントン郡で6日夜、竜巻により少なくとも1人が死亡、数人が負傷。数十軒の家屋が損壊した。

竜巻による被害の状況を調べる人物=7日、米ミズーリ州サリバン/KMOV
竜巻による被害の状況を調べる人物=7日、米ミズーリ州サリバン/KMOV

ミズーリ州サリバン郡でも6日深夜、竜巻により被害が発生。被害の程度は不明だが、現場の写真には竜巻に巻き込まれた建物が写っている。テネシー州ディカーブ郡でも竜巻が発生。当局によると6日午後に少なくとも10棟の家屋が損壊した。

気象当局によると、6日には17個の竜巻を含む244件の暴風の報告があった。カンザス州ではソフトボール大のひょうが降り、オクラホマ州では野球ボール大のひょうに見舞われた。ネブラスカ州とカンザス州では風速30メートル以上の突風が記録され、オクラホマ州チェスター付近では風速約36メートルの突風が発生した。

オクラホマ州バーンズドールでは6日夜、竜巻による緊急事態が発令された。竜巻による被害は4月1日以来、この1カ月余りで2度目。

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